あたしには大切な場所がある
その中のひとつにとある居酒屋がある
幼少の頃からセクシャリティを偽る?隠す?
して生きてたからなんとなく本音で話せる友達っていなくって、高校大学位まで思い悩む事があったの
‥今思えばそれが全ての原因みたいに考えがちだったけど、そうではないのよ!と当時のあたしに教えてあげたい
あたしが高校の時っていわゆるコギャルとか高校生が勢いのある時代で
あたしもあんなふうに友達欲しいな‥‥
渋谷に行けば誰か友達がいて、
みたいな
憧れてた。
(その時はただつるむ友達と本音で話せる友達の区別ができてなかったのね)
気づけば友達が欲しいと思ってたはずなのに、その友達を作る場である高校に行けなくなってたわ
なんだか矛盾するけど、人の心って矛盾だらけよね
当時は殴られてでも引っ張り出されて高校まで行かされたりして
でもまあ、おかげで卒業できたんだけど
卒業して大学に行くようになると今度は新宿二丁目と言うゲイの街に憧れを持つわけ
なにをするわけでもなく行ってみるとそこには人がわんさか居て
おはよーとか久しぶり〜とか路上で盛り上がってるグループが多数
良いなぁ、あんなふうに友達欲しい
楽しそうだよね〜
っていつも思っていたわ
後に、あたしにもちらほら友達らしきものはできたんだけど、性格上出不精だしそんなに金銭的余裕もないから毎週末に誘われるのはなんだか億劫で💦
欲しいと思っていたはずがなんだか心の重荷に
そんなこんなで社会に出ても相変わらず出不精は治らないんだけど
今の職場は時代のせいもあるのかないのかセクシャリティに関しては隠さずとも勤務できる環境
そして少し金銭的余裕ができてとある居酒屋へ飲みに行くようになって
そこでなんだかいつの間にか常連的になって
セクシャリティもなんとなく公表して(自己満足なんだけど、言わない=隠してる=悪=他人との距離を作る、公表する=善=あたし的には心を開く準備がありますよ的な。言われた方は迷惑だったかもしれないけど、そこは許して!て感じで)
まあ、そう言ったセクシャリティに関して寛容な場所ではあるのであたしの一大決心も側から見たらすぐに忘れ去られる様なもの
そんなこんなではや8年ほど通い、行けば誰か知り合いが居るって言う、昔から憧れてた場所があたしにもやっと出来たってわけ
まだまだLINE交換したり連絡先を交換して普段から連絡するみたいな人は片手で数えるほどだけど、そして女子だからそこから恋愛に発展‥‥❤️なんて事はないんだけれども本当にかけがえのない時間を共にしてくれるからあたしは大切にしたいと思ってるの(飲んで話してるだけではあるんだけど💦
でも出不精なあたしにはこれくらいの距離感が、良いのかしら?なんて
あの8年ほど前に、外からは見えない世界に勇気を振り絞って入る事ができて本当に良かったと思ってるの
ただ、手に入れたって事は失うものが出来たって事でもあるから何だか複雑な悲しい気分にも、なる
世の中の人たちは、色んなものを手に入れてやがて失う時が来ることに対して気持ちの整理と言うか、対処対策はどうしてるのかしら‥‥
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