終活中のあたくし……
…じゃなかったわ💦
本日は実家の母のお話
あたくしの終活はまだ早いと非難されつつ緩く実行中
その話はまたいつかって事で
実家は祖父母(両方とも他界)が建てた家なんだけど田舎の家としては特段立派と言うことはなく、とは言え当時としては珍しくデザイン事務所を入れて祖父母の理想の家を建てたみたいなの
あたしは今見ても素敵ね❤️と思うこの家だけれど
母は嫁として来ているわけで、何だかだいぶ複雑な模様
最近は酔うと過去の父をなじったり夫としてあたしを守ってくれなかった的な話をしてみたり、別な土地に自分たちだけの家を建てる選択肢もあったんじゃないかとかとかとか‥‥
そんな話が止められないくらい出てくるの
これは年齢のせいよね、制御が効かないんだわ、と諦めつつだんだんこちらも我慢の限界!となり家族での食事も最後は最悪な状況で終わる始末
母は父と出会いそしてあたし達が産まれそして今がある事を不幸と感じているのかしら幸せと感じているのかしら、ほんとにわからなくなる
そんな母、とにかく自分たちがたくさんのものを残されて親世代が亡くなって本当に困った!現在進行形で困っている!と言うことで終活の一環として断捨離を始めたわけなの
そのやり方が勢い良過ぎて💦
帰るたびになんだか部屋が閑散としてるわね?と思うほどなの
大きなレコードプレーヤーとレコードたちもいつのまにかなくなり、祖父母たちの部屋の家財がなくなり……
これってもしかして何かの腹いせに捨ててるのかしら?と疑いたくなるレベルで恐怖すら感じるの
もうやめて!
と言いたいところだけど、理由がなんであれあたしは住んでいない身。とやかく言うのは筋ではないような気もするし、本当にあたしたち世代が困らないようにあたしたちを思っての事かもしれない
そう思うと何も言えずただただ物がなくなる実家を帰省するたびに見守るしかないの
あたしはものが捨てられない女だからジーンズなんかも破れても履くし、さすがにそろそろヤバそうとなれば切って雑巾したり💦
そんなあたしだから、確かに残されたら捨てられない物たちに囲まれて困るかもしれないわね
と、何とか納得してみたりする
物と共に思い出も失われる様な気がして寂しいけれど、思い出は記憶がなくなるまで存在すると思えばそれはそれで良いかしら‥‥
美化もせず正しい思い出の記憶がいつまで維持できるかしら、なんて思いながら健康を気遣う今日この頃