⚠️以下半分以上アタクシの妄想劇場
家にほど近いところにとても愛想のない大将がひとりで切り盛りする焼き鳥屋がある
人によっては無愛想な店!と思うはず
でもあたしは敢えて愛想が無い、と表現するわ
感じが良く無いうえに、なんだか客のあたしが試されてるような感じすら受けるの!
なんとなーく、こんなこと書いたら営業妨害みたいで決して店名は明かせないけれども、あたしはこのお店嫌いじゃないの!
まずは飲み物、大将の優しさにより向こうから聞いてくる事はない
あくまで、あたしのタイミングで注文
ポイントはここで注文くらい取りに来いよ!とイラだってはダメ🙅
洒落た焼き鳥屋ならあるはずのワインなんて、ないわけよ🍷
そこにまずは大将のこだわりを感じてしまうアタシ
ビールか焼酎、日本酒くらいしかなくて迷う事もないんだけどだいぶ迷っておビールに
次は串よね
盛り合わせってのがあるんだけどそれじゃあ客としてのアタシの意思が大将に届かないんじゃないかしら‥と不安になり数少ない串メニューから吟味する
でもやっぱり彼の(大将)想いの詰まった盛り合わせかしら〜なんて
本気で悩むアタシ
アタシは決める!アタシという女を見てちょうだい!さらけ出すわ!素のアタシを見て!
と言わんばかりに串を注文
ニンニクの串もあって、それは本当に試されてる気がするの!
ニオイを気にするなんて気取ってないで食ってみろよ!と彼に言われているようで‥‥
でも、ごめんなさい!アタシ今日は無理なの!あなたの思いには、応えられない!
と、心で泣いて謝り明日を心配してしまう大人なアタクシ
びっくりするほど余計な事は言わないシャイな彼‥
串を持ってきて、はいモモ、はい肝
それくらいなの
つべこべ言わずに、食え!って事よね?
わかるわ!あたし、わかる
鮨屋で出た瞬間にいただく、みたいな勢いで串をたいらげるアタシ
満更でもない表情の彼
え??アタシたち、恋に堕ちてる??
それならばと、野菜も食べる女をアピール
おビールなんてとっくになくなり、黒霧島のお湯割りを4杯くらい飲んだあたりからなんだか焼酎が濃いような??
やだ!
あたしを酔わせてどうする気??
それも彼なりの優しさと解釈して更にアタクシは焼酎を追加
もうホストに入れ上げる女の様に杯を重ねたわ‥‥
すっかり彼の虜になってやっぱり一人飲みってやめられないわよね
なんて思いながら、引き際も大切と言わんばかりにさっさと帰り支度をするアタシ
お会計をお願いしたら、現金のみだったことを思い出したの!
やだ!あたし!前回も近くのコンビニまで走ってお金おろしたわ‥
最後の最後でまたまた学習しない女をアピール
でもちょっとドジくらいが可愛いものよ、と自分で自分を慰めて帰るひとり飲みの帰路