思い当たる節は
ある
好みは何かと聞かれたから、おまかせするわ!と答えたのだ
あたしにはすっごく気になっているステーキハウスがあるの
ホテルに入っている店舗で学生の頃からすでにあったからホテル創業当初からある老舗なのかもしれない
憧れと値段のせいでなかなかいけなかったんだけど、ついに行ってみることにしたわけ
地下に降りるととっても昭和で懐かしくあたし好みのアーケード街は健在で薄暗い中に肉の色がほのかに浮かび上がるあそこ‥‥そここそあたしの目指す場所!
あたしは昔のあたしじゃない、堂々と入れば良いんだわ!と鼓舞
いざ入ってみると案外普通ね?と言った感じ。外国人向けなのかテーブルがあたしには少し高い印象
8000円の国産牛のランチに
ややレア気味のミディアムレアで登場!
期待を胸にさあ食べるわよ!となったわけだけど…
‥‥
‥‥
あらいやだっ!?
あたしナイフの使い方忘れたのかしら?
とパニくるあたくし💦
お肉が切れないの!!
まさかナイフの背の方を使うのかしら?なんてギャグみたいな事を本気で考えてしまうくらいに
あたくしの中ではナイフには力も入れずナイフの重みでお肉はモーゼのようにふたつに割れる、そうアタクシはモーゼ‥‥てイメージだったの
でも現実は押そうが引こうが一向に切れず
決してお肉の問題じゃないの、お肉は柔らかいの。問題があるとしたらアタクシのテクニックかナイフの方
とっても苦労して一口食べてみたんだけど、
やだ!美味しいわけじゃないわ
と、更にびっくり。
そこに店員さんがいかがでしょうか?
とお伺いに来たもんだからナイフの使い方の事を何か言われてるのかしら?!と焦るあたくし
味のことを聞かれてることに気がつくのにだいぶ間が💦
ほんとのこと言えないので美味しくいただいていますと答えたわ
もう次はないわ、と思いながらも味覚嗅覚障害のせいかしらとなんとか再訪を模索するアタクシ
しかし
翌日アタクシは腸炎にかかりお医者様に絶食、禁酒を言い渡される羽目に
何か生物とかお肉とか心当たりありますか?と言われたら‥‥
そりゃあるわね特定はできないけれども
心当たりは
とにかく病院に行くことすら不可能だわ!と思うほどに身体がだるかったのよ
いつから食事ができるのかしらとか熱は下がるかしら?とか
不安で
‥‥‥飲み友達に、あたしこのままお酒飲まない人生になったらあなたとももう会うことはないわね‥なんてメッセージを送ってしまうあたし
悲劇のヒロインぶるってやつよね。迷惑だわね
実は帰りにシャンパン買って帰ってきてる女が、どの口が言ってるのかしらと自らつっこみを入れてしまったんだけど😅
勿論今すぐ飲むわけじゃなくてよ?いつか飲める日が来た時のために
そうだ!これを機に痩せて腸も綺麗にして清らかな身体で夜の街に飲みに出かけましょ🎵
あたし、転んでもタダでは起きないので